西表産ブランド米のミルキーサマーを使った「ピカリャ~のミルク蒸しパン」が14日から県内のコンビニやスーパー、量販店などで発売される。価格は130円(税別)で材料がなくなり次第終了となる。発売するオキコ株式会社(仲田龍男代表取締役社長)の地域応援プロジェクト「Yummy!UCHINA」の一環。
ミルキーサマーは県の水稲奨励品種で、昨年3月に国が県産米銘柄として設定。「ひとめぼれ」と同程度の食味がある上、粘りが強く冷めても食味が落ちにくいという特徴がある。
蒸しパンはミルキーサマーの米粉を生地に練りこみ、ミルク風味でふんわり仕上げている。
パッケージにはピカリャ~のイラスト、裏面には竹富町をPRするメッセージが掲載されている。
蒸しパンの発売を発表した町観光協会の井谷信吾事務局長は「ミルキーサマー以外にも町内産のものがいろんな形でコラボレーションできれば、6次産業化につながるので、期待が膨らむ」と話す。
現在、町内での販売は予定していないが、希望する店舗があれば検討するという。
オキコでは、地域のマスコットキャラクターをパッケージに起用し、地元の食材や特産品を製品に使用することで地域特産物のPRと地産地消の推進を図っている。これまでにも豊見城市産のマンゴーを使った「マンゴーホイップメロン」、中城村・護佐丸の島ニンジンを使った焼きドーナツなどを販売してきた。