【北中城】第98回全国高等学校野球選手権沖縄大会(県高等学校野球連盟、朝日新聞社主催)が18日、沖縄本島で開幕する。大会の組み合わせ抽選会が7日午後、北中城村中央公民館であり、63校の対戦カードが決まった。八重山3高校は、初日に八重山商工と八重山高がコザしんきんスタジアムで激突、八重農は開幕第1試合目に沖縄セルラースタジアム那覇で那覇高校と対戦する。
抽選会では出場校の選手や監督が見守る中、各チームの主将がくじを引き、次々と組み合わせが決まった。八商工の仲嵩主将が八重高との対戦カードを引き当てると会場からはどよめきが起こった。
八農高の大浜和輝主将(3年)は「開幕試合となったが、昨年体験しているので緊張せずに試合を楽しみたい。打撃に力を入れて練習をしてきたので、その成果を発揮して勝ち上がりたい」、八商工の仲嵩勇雅主将(3年)は「対戦相手が八重高ということで、お互い攻め方を知り尽くしている。絶対勝つという気持ちを持ち続け、集中力を切らさずに一戦一戦を戦っていきたい」、八重高の友利有也主将(3年)は「島の人々も注目しているので楽しみ。しっかり地に足を着け、いつも通りの泥臭い野球を貫きたい。周りの人々への感謝の気持ちを忘れずに最後の夏をプレーしたい」と意気込みを語った。
大会は、沖縄セルラースタジアム主会場にコザしんきんスタジアム、北谷公園野球場、宜野湾市立野球場で7月17日までの日程で行われる。