石垣市民会館の開館30周年記念・宝くじ文化公演「夏川りみと京フィルコンサート」(石垣市、沖縄県、一般財団法人自治総合センター主催)が2日夜、石垣市民会館大ホールで開かれた。会場では、オーケストラの息の合った演奏とともに夏川りみが美しい歌声を響かせ、大勢の観衆を魅了した。
同コンサートは、宝くじの社会貢献広報事業の一環として開催。ことしで創立44周年を迎える京都フィルハーモニー室内合奏団の演奏は井村誠貴が指揮した。
2部構成で行われたコンサートは、京フィルの「春の声」で幕開け。夏川りみは「童神」や「島人ぬ宝」「さとうきび畑」などを熱唱。第2部も京フィルの合奏をはじめ、夏川りみは「芭蕉布」「涙そうそう」などを歌い、会場から大きな拍手を受けた。
演奏の合間に夏川りみは「島で歌えることができてうれしい」と観衆に感謝した。