第2回八重山毎日親睦ゴルフ大会(本社主催)が29日、ANAインターコンチネンタル石垣リゾートマエサトゴルフコース(16ホール・1896ヤード、パー48)で開催され、男子は狩俣浩正さん(66)、女子は屋良部三代さん(63)がそれぞれ優勝した。ベストグロス賞は男子が49で回った大工栄人さん(60)、女子は57で回った平良臣子さん(60)が獲得した。
大会には190人が出場。午後2時の気温が31・4度を記録し、6~8㍍の強い風が吹く過酷なコンディションの中、スコアメークを競った。
同日午後7時半から同ホテルで表彰式が開かれ、八重山毎日新聞社の黒島安隆代表取締役社長は「選手権大会から親睦大会に移行して2度目。皆さんが通い慣れたコースでいい成績が出せたと思う」とあいさつ。
八重山ゴルフ協会の高木健会長は「ゴルフ場建設は着々と準備が進んでいる。現在は県に環境アセスと、農振除外の手続きを行っている。2020年のオープンを目指し一緒に頑張りましょう」と述べた。
表彰式では、男女上位3人やベストグロスが表彰されたほか、ニアピンやドラコン、ホールインワンの各賞や石垣—那覇往復航空券や旅行券など豪華商品が当たる抽選会もあり、盛り上がった。
男子優勝の狩俣さんは「運が良かった。最初の3ホールで四つスコアを落とし目が覚めた。風に惑わされず普段通りのスイングで攻めることができた」。女子優勝の屋良部さんは「60を切れず満足のいくスコアではなかったがメンバー、天気、ハンディに恵まれて優勝できた。毎週日曜日に一緒にラウンドしているメンバーと楽しく回ることができた」とそれぞれ喜びを話した。
また、ベストグロス男子の大工さんは「超まぐれ。長いパットがよく入った。いつものメンバーと楽しく回れたので余計なプレッシャーがなかった」、同女子の平良さんは「54の自己ベスト更新はできなかったが、ベストグロスを狙っていたのでうれしい。これからも自己ベスト更新を目指したい」と話した。
大会の結果は次の通り。
▽男子の部=①狩俣浩正②三木健治③島袋悠正
▽女子の部=①屋良部三代②平良臣子③前盛ちか子
▽ベストグロス男子=大工栄人49▽同女子=平良臣子57
▽ニアピン賞男子=譜久村孝▽同女子=前幸地渚
▽ホールインワン賞=西里盛栄