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石垣市と与那国町が敗戦 地域住民ら運動に汗流す

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チャレンジデーのファイナルイベントできいやま商店の曲に合わせて踊りに汗を流す参加者=25日夜、市総合体育館メインアリーナ

 自治体の住民が参加して15分以上の運動を行った参加率を競うスポーツイベント「チャレンジデー2016」(笹川スポーツ財団主催)が25日、石垣市と与那国町で行われ、2年連続で友好都市対決となった石垣市(人口4万9141人)は、参加率38.2%(参加人数1万8753人)で、岩手県北上市(同9万3660人)の57.5%(同5万3878人)に及ばなかった。市の通算成績は1勝2敗となった。

 初参加の与那国町(人口1490人)は参加率51.7%(770人)で島根県海士町(同2354人)の65.1%(同1533人)を下回り、初勝利はならなかった。負けた自治体は26日から一週間、対戦相手の市旗と町旗を掲げる。

 同日、石垣市は午前6時から市中央運動公園陸上競技で「ラジオ体操会」、与那国町は午前8時30分から町役場前で「ラジオ体操」と「大縄跳び」のオープニングイベントで幕開けした。市内や町内では、早朝から制限時間の午後9時まで、企業や団体、地域住民が運動に汗を流す姿があった。市は、市内の公共スポーツ施設を無料開放し、「チャレンジ迷路」や「さわやか健康体操」、「ナイター陸上競技会」など12のイベントを開催。子どもからお年寄りまで多くの住民が参加した。

 同日午後7時には市総合体育館メインアリーナでファイナルイベント「きいやま商店と歌って踊ろう」が行われ、参加者約800人(主催者発表)が「カーニバレ」の曲に合わせた振り付けを踊った。

 北上市と1勝1敗に終わった中山義隆石垣市長は終了後、北上市の高橋敏彦市長とTV電話中継を結び、「(北上市は)素晴らしい成績で完敗」と述べ、「多くの市民が参加してくれた。この機会に運動不足を解消してほしい。来年の参加はこれから考えたい」と振り返った。

 初勝利を逃した与那国町長寿福祉課の小嶺長典課長は「初めての参加で住民の方々の参加率が未知数で不安だった。いろいろな方の協力で人口の半数以上が参加してくれた。来年以降も継続したい」と述べた。


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