第2回石垣島ウルトラマラソン(同実行委員会主催)が15日、サッカーパークあかんまを発着点に行われ、島内外から出場した約200人が炎天下、60㌔のコースに挑んだ。ことしは着順を発表し、男子はうるま市の勝連三也(みつや・51)が5時間4分28秒で優勝。女子は石垣市の石川めぐみ(41)が6時間18分27秒で頂点に立った。
レース中盤28㌔の折り返し地点で、トップを走っていた大越護と2位の具志堅和人がコースを逆走するアクシデントが発生。大越は約8㌔、具志堅は約2㌔、余分に走る結果となった。
レースは午前7時にあかんまをスタート。参加者は名蔵を抜け名蔵湾沿いに県道を北上し、御神崎を含む崎枝半島を左回りに周回しゴールを目指すコース。通常のマラソンでは走らない細い山道なども組み込まれ、参加者は、足を休めて写真撮影をするなど石垣島の大自然を満喫した。
長丁場のレースに参加者はランニング用のリュックを背負い、水分補給用にボトルを装備。給水エイドではマイボトルに補給するウルトラマラソンならではの光景もみられた。エイドステーションでは約100人のボランティアが参加者をサポートした。
この日の気温は午後3時に30・4度を記録。ランナーにとっては過酷なレースとなった。