サッカーJ3のFC琉球を運営する琉球フットボールクラブ㈱の代表取締役会長兼社長に、石垣市の尹泳斗(ユン・ヨンドゥ)氏(54)が4月28日、就任した。同日開かれた同クラブの株主総会と取締役員会で決定した。尹代表はプロサッカーチームの運営について「観客動員が課題。見ていて興奮できるサッカーを目指す。いい試合をして勝つことで、140万県民大団結を実現したい。年内にJ2昇格を目指す」と意気込みを語った。
サッカースクールFC琉球石垣を運営する海南ファミリー&パートナーズの社長、八重山高校サッカー部監督を務める伊代表は「石垣からプロサッカー選手を出したい。(会長就任で)石垣の子どもたちのプロへの道が開けたと思う」と期待をこめる。
尹代表によると、FC琉球は大幅に選手を入れ替え、県出身選手6人、ブラジル人選手3人を獲得。平均年齢は23歳と若返りを図った。今シーズンは8試合を終えて3位と好成績を残している。