㈱ユーグレナ(出雲充社長、本社東京)と八重山殖産㈱(志喜屋安正代表取締役)は3日、同殖産で生産している微細藻類のクロレラとミドリムシのハラール認証を県内で初めて取得したと発表した。
認証は2013年12月5日付。ハラール認証は、豚やアルコールを食用にすることを禁じているイスラム教の定める方法で処理した食品であることを証明するもの。両社は今回の認証を受け、マレーシアなどイスラム圏への進出を本格的に目指すことにしている。
2年掛かりで認証にこぎ着けた志喜屋代表取締役は「歴史あるクロレラとユーグレナを世界中に届けるのが当社の使命。その一つのツールとして同認証を取得した。今後はオーガニッククロレラに挑戦したい」とコメント。
浅井康史常務取締役は「同認証取得は以前から顧客に求められてきた。今回、拓殖大学イスラーム研究所の指導により受けることができた」と喜びを語った。
石垣輝彦課長は「地道な販促を継続し、沖縄の素晴らしさと県産品を国内外にPRしたい」と話した。