宇宙3D映像も人気
国立石垣島天文台(宮地竹史所長)の2015年度の来場者数が、前年度を1387人(11.1%)上回る過去最多の1万3906人となり、3年連続で1万人を超えた。06年度の供用開始から10年間の累計では9万3209人となった。同天文台が4日、発表した。
昨年は、台風の影響などで、同天文台へのアクセスルートとなっている前勢岳林道が一時、通行止めになったものの、航空会社の機内誌や旅行雑誌などで石垣島の星空が紹介され、関心を集めた。
また、国立天文台が開発した4D2U(四次元デジタル宇宙)の3D映像は昼間や天気の悪い日でも楽しめることから人気となっている。
石垣市嵩田地区のVERA石垣島観測局は、昨年9月に道路工事のため、通行が制限されたが、前年度(2754人)並みの2713人が訪れた。