【静岡】文部科学大臣杯第7回全日本少年春季軟式野球大会の開会式が25日午後、草薙(くさなぎ)総合運動場硬式野球場であり、石垣中学校野球部は県代表旗を手に前年度優勝校、同準優勝校、宮崎県代表に続く4番目で堂々と行進した。石中の初戦は26日午前11時から焼津市総合グラウンド野球場で行われ、栃木県東陽中学校と対戦することになっている。大会に向けて保護者や同校の教職員ら合わせて十数人も静岡入りしており、応援の準備も整ってきた。
部員らはこの日、午前8時から清水庵原(いはら)多目的球場と同屋内施設で2時間ほどバッティング練習などを行った後、午後4時からの開会式に臨んだ。
24日から家族5人で静岡入りしている下地寛太郎君(2年)の父、寛正さん(45)=新川=もスタンドで見守り、「他のチームがみんな強く見える。どうなるか分からないが、1回戦を勝って(2回戦が行われる)この素晴らしい球場に戻ってきてほしい」と期待を寄せた。
開会式終了後、エースの翁長佳辰君(3年)は「九州大会以降、スタミナとコントロールを上げるために走り込みをしてきた。明日は石垣島のみんなの期待に応えられるようなピッチングをしたい」と意気込みを話した。