八重山商工高校定時制生徒会の仲地健心会長(2年)と役員の玉城龍一君(同)が23日午後、石垣市役所に中山義隆市長を訪ね、昨年12月に開催された同校の第11回文化祭の収益金の一部5万1102円をふるさと納税として寄付した。市側は同校生徒会に感謝状を贈った。
同定時制は3、4年生の課題研究の授業で地方創生について調べ、生徒たちはふるさと納税がまちづくりに活用されるのを知ったことから、今回の寄付を決めた。
同文化祭で、定時制はアイスクリームやシュークリーム、タコスなどを販売。寄付は1日に卒業した元生徒会長の玉城薫さんの希望でもあり、仲地会長は「自分たちが寄付することでふるさと納税のPRになってくれればうれしい」と話した。
中山市長は「日ごろから仕事と勉学に励んでいる皆さんのおかげで石垣の未来は明るくなっている。いただいた寄付金は島の将来のために活用したい」と述べた。