▽…平久保小学校からたった一人の卒業生、友利伊楓君が巣立った。進学先の伊原間中学校では、恵まれた体格を生かそうとバスケットボール部に入部することにしている。式終了後は、体育館から校門まで出席者が花道をつくり、門出を祝った。しかし、途中で花道を作っていた人の腕が友利君の鼻に当たってしまうアクシデントも。友利君は鼻血を押さえながら、「これもいい思い出です」と笑顔で学び舎を後にした。
▽…八重山ビジターズビューローが関東からの修学旅行誘致に力を入れている。23日夜の歓迎セレモニーであいさつしたANA販売計画部の田部敏之副部長によると、東京から教育旅行に行く生徒は約100万人おり、このうち45万人が沖縄となっているが、八重山はまだまだという。八重山の存在が知られていない側面もあることから、今回のような取り組みでぜひ売り込みを。
▽…小学校の卒業式シーズンがピークを迎えた。式では、普段はなかなか言えない両親への感謝の言葉を語る卒業生の姿もあり、涙ぐむ保護者も。娘が八島小学校を卒業した30代の男性は「子どもの成長は喜ばしいが、親離れしていくのは寂しい。中学生になっても一緒にお出かけしてくれるか心配」と苦笑した。