【那覇】県の「2013年度沖縄ふるさと百選」の認定証交付式が1日午後、那覇市の県立武道館で行われ、竹富町の黒島牛まつり実行委員会(宮良りみ委員長)に認定証が交付された。
同百選は、地域が誇れる魅力あるふるさとづくりに取り組んでいる団体を県が認定。黒島牛まつり実行委は小さな島の牛まつりが育む大きな和のふるさとづくりが評価された。
認定証を受けた宮良委員長は「土台を築いた島の先輩たちに感謝したい。この認定は島の大きな励みになる。これからも島の絆を強めていきたい」と述べ、受賞に感謝した。
会場に駆けつけた竹富町の川満栄長町長は「黒島の人々がやってきたことが評価された。世界に一つしかない祭り。認定は竹富町全体の喜び」と百選認定を祝福した。
交付式後には、同実行委員会の玉代勢元事務局長が事例発表を行い、地元の一大イベントとして定着している黒島牛まつりの魅力をPRした。
本年度で12回目の同百選は、那覇市から初めてJAおきなわ小禄支店園芸生産部会ハーブ出荷部会をはじめ集落、生産、交流の部門で県内の8団体が認定された。