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3高校卒業式 新たな飛躍、希望を胸に

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在校生や保護者らがつくる花道を笑顔で通り抜ける八重山商工高校の卒業生たち=1日午後、同校

 県立高校の卒業式が1日、各校で一斉に開かれ、八重山高校、八重山商工高校(定時制含む)、八重山農林高校の計463人が誇りと希望を胸にそれぞれの学び舎を巣立った。各校では、保護者や在校生らが体育館から校門まで花道をつくり、記念撮影をしたり、花束を渡したりして卒業生を祝福。さまざまな思い出をかみしめながら卒業生を送り出した。

 このうち八重山商工高校(真栄田義功校長)は午前10時から同校体育館で第47回卒業式を開き、男子76人、女子59人の計135人に卒業証書が手渡された。

 真栄田校長は式辞で「逆境は最良の教師」などのことわざを紹介し、「行き詰まった時や苦しい時こそ自分を成長させるチャンス。オンリーワンの発想力を持って必要とされる人材になってほしい」と呼びかけた。

 金城角栄生徒会長(2年)は「不安になった時は八商工の生活を思い出してほしい。先輩方から学んだことを忘れず、よりよい学校にしていく」と送辞。

 卒業生を代表して宮良優花さんが「家族や先生、地域の方々への感謝を忘れず、商工生としての誇りを胸に旅立ちます」と誓った。

 式後は生徒会主催の祝賀セレモニーも行われ、スライドショーやビデオレターなどで3年間を振り返った。

 4月から山形県の天童市内の運送会社でトラック運転手として働く田場由哉(ゆうや)君(18)は「まずは長く続けることを目標に頑張り、経験を積みたい。後輩には進路先を早く決めて残りの高校生活を楽しく過ごしてほしい」とエール。

 広島県の小井手ファッションビューティー専門学校に進学する宮城蓮さん(同)は「卒業は寂しいが、4月から頑張るぞという気持ちの方が強い。洋服を作るパタンナーになるために頑張りたい」と目標を語った。


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