県内の学校の校門や周辺の花の飾りつけやデザインを表彰する「沖縄花のカーニバル2016花メッセージコンテスト」(県、沖縄観光コンベンションビューローなど主催)で、新川小学校(漢那憲吉校長、児童449人)が2年連続で1位に当たる県知事賞に輝いた。同校は2014年に2位に当たる同ビューロー会長賞も受賞しており、3年連続の入賞。
同コンテストは県内各校の校門と周辺への花植えを呼びかけ、フラワーアイランドとしての郷土づくりを目指すことが目的。今回は県内11校から応募があった。
同校は「夢汗チャレンジ花の島」のテーマで、花の島からサバニで大海原へ船出する様子を表現。
夏休みから教職員や児童らが準備を進めてきたテランセラ(縁取り草)約1800鉢は児童の合言葉「夢・汗・チャレンジ」や「あらかわ」の花文字、魚の絵などに利用。マリーゴールドやインパチェンス、オリヅルランなど約30種類の草花ではアートを制作した。
同校環境整備主任の友利治教諭は「長雨や日照不足、寒さが続き、サルビアやインパチェンスなどが苗の段階で虫の被害を受けた。まさか2年連続で受賞できるとは。頑張ってきた成果を児童や保護者、地域の方々に見てもらいたい」、運道恵理子教諭は「漢那校長が退職される最後の年に受賞できて本当によかった」と喜んだ。
自身としては前任校の竹富小中学校を合わせて6年連続の入賞となる漢那校長は「(友利教諭ら)二人をはじめ教員や児童がとても頑張ってくれた。無理なくできる範囲で今後も取り組みを続けてほしい」と期待した。