千葉ロッテマリーンズは19日午前、1日から行ってきた1軍の石垣島キャンプを打ち上げた。伊東勤監督は「全体的にやることはできた。あとは実戦で調整していく」と締めくくった。石垣市によると、3週間のキャンプ中に会場を訪れた観客は延べ2万1600人だった。1軍選手は午後の便で本島へ移動。20日午後1時から北谷公園野球場で中日ドラゴンズとのオープン戦に臨む。同戦は大嶺祐太の先発が予定されている。2軍は20日に移動する。
最終日はあいにくの雨となり、選手たちは屋内練習場でキャッチボールや打撃練習を行った。
練習後、マウンドを中心に監督や選手、スタッフらが円陣を組み、中央で鈴木大地主将が「チームとしても個人としてもいいキャンプができた。リーグ優勝して監督を胴上げしたい」と意気込みを述べ、一本締めでキャンプを打ち上げた。
伊東監督は「今キャンプは初日から投手陣の意気込みが感じられ、最終日まで持続していたことは収穫。野手は若い選手が入ったことで底上げができ、刺激を受けて選手たちの目の色が変わってきた」と総括。シーズンに向け「あすから正念場。結果が一番だが、内容にもこだわりたい」と決意を示した。
2年連続開幕1軍、年間80試合以上の出場を目指す大嶺翔太は「試合でアピールして、皆さんの期待に応えられるような活躍をしたい」と述べた。