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現施設隣接地に正式決定 市火葬場建設

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石垣市が決定した新火葬場の建設地。奥は現火葬場=1月27日午後

 新火葬場建設計画で石垣市は、位置選定市民検討委員会から報告のあった現施設の隣接地約5085平方㍍を建設場所に正式決定し、地権者の承諾を得て火葬場として追加する都市計画変更の手続きを進めている。4月以降、用地を取得し、2015年度の着工、16年度の供用開始を目指す。バラビ道の建設候補地をめぐって混乱した同計画が、ようやく実現できる見通しとなった。

 建設地は、既存施設から市道を挟んで真向かいの農地。現施設を加えると、約8100平方㍍になる。隣接地に新たな施設を建設し、現施設の敷地に駐車場、緑地を整備する。現敷地は将来の建て替え用地になる。

 基本構想によると、新火葬場は火葬・待合・管理の3部門で構成し無煙、無臭、無公害の施設とする。火葬炉は3基整備。新施設導入で、告別から収骨までの時間はこれまでの最長4時間から2時間20分に短縮されるという。

 市環境課は3月までに都市計画変更の手続きを終え、4月以降に用地の取得作業に入る。同課によると、地権者2人は協力する意向を示しており、順調にいけば用地造成、実施設計を行い、15年度に着工する。

 新火葬場建設地に隣接する農地の地主は「冬場は北風が強いので、利用者が北風を受けないような施設が望ましい。また、見晴らしがよいので海が見えるような配置にしてもらいたい」と話した。


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