カンムリワシ・リサーチ(佐野清貴代表)は14日午前、石垣市名蔵の水田地帯でカンムリワシ観察会を開いた。野鳥愛好家や家族連れなど約40人が参加、カンムリワシの「フィーフィー」という甲高い鳴き声を聞いたり、木の高い位置に止まっているカンムリワシを観察したりした。
同リサーチは毎年、旧正月に合わせて「カンムリワシ週間」を設定しており、ことしは2月8~14日。観察会は同週間に併せて、国の特別天然記念物に指定されているカンムリワシについて理解を深め、保護につなげていく目的。
観察会では佐野代表がカンムリワシの特徴などについて説明した後、カンムリワシが姿を現し、参加者は双眼鏡や望遠鏡で観察したり、カメラで撮影したりした。
家族で参加した登野城小6年の福原翔生君は「カンムリワシがとてもかっこよかった。もっといろんなところで探してみたい」と話していた。