石垣市は18日、市新庁舎の建設位置に関する住民投票条例を告示した。建設位置を「現庁舎敷地」か「旧空港跡地」で選択するもので、60日以内に施行することとされており、2月上旬をめどに行われる見通し。
中山義隆市長は18日夕、取材に「議会で可決されたことを尊重し、準備をしっかりと進めたい。臨時議会に住民投票にかかる予算を提案し、投票日時を発表したい」と述べ、年明けにも臨時議会を招集する考えを示した。
また、「新庁舎に関する情報は各世帯に広報誌などを通して公表し、意識を高めてもらい、できるだけ高い投票率の中で結論が出てほしい」と投票率向上に努めるとしている。