八重山建設産業団体連合会(黒嶋克史会長)の第33回建設産業団体新春懇親会が24日夜、市内ホテルで開かれた。会員や行政関係者など約200人が参加した。黒嶋会長と八重山市町会会長の中山義隆石垣市長、高嶺善伸県議など8人が鏡開きを行い、決意を新たにした。
黒嶋会長は「急務な課題として挙がっている施工単価の見直しや若年者層の雇用拡大などを行い、行政機関と連携を密にしながら、市民、町民の将来ビジョンの実現に寄与できるよう努めたい」とあいさつ。
中山市長は次年度の建設事業を紹介し、「今年は石垣や八重山の将来にとって大きな夢を描ける年になる。実際に利益の取れる仕事を地元業者に行ってもらえるよう行政としてもできることをしていきたい」と述べた。
懇親会では▽工事発注の平準化・新規事業の早期着工▽若年層の教育・雇用拡大▽地元業界の実情に合わせた公共工事の分離、分割—など7項目のスローガンを参加者全員で確認した。