県八重山農林水産振興センター(新城治所長)は6月30日午後、県八重山合同庁舎で農業団体や航空会社、流通業者などで構成する「八重山圏域パインアップル・マンゴーの輸送体制に関する連絡会議」(座長・新城所長、16人)を開き、今期の出荷予測量やピーク時期を確認した。
同センターによると、出荷予測量はパイナップル2172・8㌧(石垣市1550・9㌧、竹富町621・9㌧)、マンゴー204・6㌧(171㌧、33・6㌧)で、出荷のピークはそれぞれ7月上旬~8月上旬、7月上旬~同中旬と予測される。
新城所長は「スムーズな輸送体系で本島や本土に出荷できるよう協力をお願いしたい」と要望した。
出席者のうち、全日本空輸側からは、石垣発羽田行きのボーイング787型機が10日から2便に増便されるため、「コンテナは2便で56台搭載できるため、(輸送体制は)大丈夫」との報告があった。
また、「箱を一定の大きさにできないか。上積みできないものもあり、(スペースに)無駄が生まれる」との指摘があり、新城所長は「来年に向け、箱の規格について農家にアンケートをとっていきたい」と応じた。