石垣空港ターミナル㈱(社長・中山義隆石垣市長)は26日午後、ホテル日航八重山で第7期(2014年4月1日~15年3月31日)定時株主総会を開いた。同期の純利益は1億5453万円の黒字決算でほぼ前年並みとなった。設備投資ではB787の就航に伴い、2階待合室のロビーチェアを400席から507席に増設した。
事業経過報告によると、乗降客数の増加でターミナル内のテナント売り上げが好調に推移、売上高は8億2692万円、一般管理費5億8556万円で営業利益は2億4235万円だった。
スカイマーク社の撤退でテナント収入減も見込まれるが、10月から第一航空が参入、石垣多良間便と石垣波照間便を運航するため「賃料の安定収入確保を見込んでいる」(石垣泰生専務)としている。
今期の運営に向けて石垣専務は「八重山観光にはポテンシャルがある。より快適で安全、便利な空港にしていくことで利用客に愛される空港をつくっていきたい」と話した。