八重山高校郷土芸能部(佐久川真希部長、35人)の東北復興支援かけはし交流公演資金造成チャリティー公演(同実行委員会主催)が20日夜、石垣市民会館大ホールで行われ、部員たちがこれまで練習してきた成果を披露し、超満員の観客を魅了した。
8月16日に行われる東京公演と同17日から岩手県の北上市や釜石市など4カ所を巡る「東北復興支援・かけはし交流公演」に向けて開催した。
第1部は1、2年生の「鷲ぬ鳥節」で幕開け。3年生は「高那節」や「鳩間節」を熱演した。第2部では全員による「正月ユンタ」や「村遊び」があり、「弥勒節」で締めくくった。
同校の生徒有志やカラーガード部、糸洌長章さんや郷土芸能部OBの友情出演もあった。
佐久川部長は「西表島での合宿や地域行事への参加を通して踊りの完成度を高めた。8月は被災地の皆さまの前で踊り、八重山の郷土芸能を知ってもらい、公演を成功させたい」と意気込んだ。