石垣市の姉妹都市カウアイ郡に派遣する中学生を決める2015年度石垣市長杯中学生英語スピーチコンテスト(石垣市主催)は13日午後、市立図書館視聴覚室で行われた。市内の3年生12人が出場、「カウアイ派遣でやりたいこと」をテーマに身ぶり手ぶりを交えてスピーチした。
審査の結果、中川美帆さん(石垣第二)が1位、仲吉彩翔(あやか)さん(石垣)が2位、高橋萌空(もく)さん(伊原間)が3位に選ばれた。3人は8月、カウアイ郡に派遣され、ホームステイをしながら現地の高校生らと交流する。
郷土芸能部に所属する中川さんは「八重山の伝統文化もカウアイ島の人たちに伝えていきたい」と発表した。
中川さんは「自分が1位をとれるとは思っていなかったので信じられないけど、うれしい。カウアイでは伝統舞踊で交流したい」、3位の高橋さんは「ネーティブな英語でコミュニケーションをとりたい」と話した。
平田沙織審査委員長は「同じテーマだったが、皆さんの熱意が伝わり、素晴らしいと思った」と講評した。
上位入賞者と出場者は次の通り。
▽1位=中川美帆(石垣第二)「文化は窓」▽2位=仲吉彩翔(石垣)「夢への第一歩」▽3位=高橋萌空(伊原間)「私と英語」▽出場者=上原志緒里、金嶺真子、福留朋栄、山田綾夏(以上石垣)、宮良まりな(石垣第二)、安里麻李(大浜)、松江愛美(名蔵)、石垣友蘭(崎枝)、米盛夢姫(伊原間)。