▽…市立図書館で13日に行われた石垣市長杯中学生英語スピーチコンテストは、順位をつけるのが難航して審査が長引き、発表終了から表彰式まで１時間以上かかった。発表者の家族らが今か今かと待ち構えていた会場は、３位から順に入賞者が発表されるたびに沸き、静かな図書館に歓声が響いた。
▽…97歳のカジマヤーを迎えた黒島の保里芳さん。地域住民らが長寿を祝った。この日も最高気温が30度を超える真夏日となり、長袖姿の鼓笛隊の子どもたちは暑さに耐えながら島内を一周して各集落をパレードした。地域住民からは「よく頑張った」とのねぎらいや、「めでたい席で熱中症がでなくてよかった」とほっとした声もあった。
▽…八重山古典民謡コンクールの新人賞の部に初挑戦したクリストファー・デイビスさん。八重山の言葉について「豊かだが、危機感を感じている。次の世代もその豊かさを味わえるように何かを残すことは大切。よそ者だが頑張っているところをみせられれば」と謙虚。宮良の言葉の調査をはじめ精力的に活動するクリストファーさんに付けられたあだ名は“テキサスの宮良んちゅ”。ピッタリのネーミングだ。