八重山古典民謡保存会大底朝要門下の「民謡のふるさとたずねて石垣島めぐり」が5月31日に行われ、会員50人が参加した。
大底師匠が生前に、民謡のゆかりの地を自分の目で確かめ、民謡を歌う上で最も大切な「歌う心」を知るのを目的に1983年から八重山各地を訪れている。
今回は石垣島西回りのバスツアーで発祥地の冨崎野、川平、玉取崎で下車し、講師の飯田泰彦さんの解説の後、ゆかりの民謡を全員で斉唱した。
最後の下車地の仲道路のとぅばらーまの碑前では、歴代とぅばらーまチャピオンで最高齢の新城清さんをはじめ、新本定男さんら8人がとぅばらーまを披露、最後は全員で歌った。
門下生らは三巡目を機に、亡き大底師匠の遺志をしっかり受け継ぎ、今後も継続していくことを確認した