石垣市は本年度、総事業費1億8200万円を投じて市民会館大・中ホールの空調設備改修工事を行う。年次的に整備を進めているもので、来年度は音響・照明設備の改修を行う方向で調整しており、市は整備後、会議や報奨旅行・展示会などのMICE誘致につなげていく考え。
市民会館は1986年6月に開館。築29年余が経過し、音響面などでイベントへの対応が難しくなっている面もある。
このため、市は公演などの誘致につなげることを目的に一括交付金事業を活用して昨年度から改修事業に取り組んでいる。
市観光文化課の大嵩久美子課長は「石垣島の魅力をアピールするため、MICEで使うスクリーンなどを整備し、誘致の一助にすることができるのではないかと考えている。順次、しっかりと整備してMICE誘致にもつなげていきたい」と話している。