▽…黄金週間中に起きた水難死亡事故。亡くなったのは東京からダイビングで訪れていた50歳の女性。これまでに25本潜った経験を持ち、オープンウォーターダイバーのライセンスを保持。八重山は初めてで、黒島ではウミガメが見られるポイントでダイビング中だったという。4月27日には八重山地区水難事故防止推進協議会が設立。5月1日は海保、八重山署、市消防が合同で石垣港離島ターミナルで観光客などに事故防止を呼びかける矢先の出来事だった。
▽…石垣市が保全種に指定した希少動植物は1日から、捕獲・採取が禁止される。保全種は動物20種、植物83種の計103種。石垣市のホームページで動物は写真付き、植物は名前のみで紹介されている。植物は、種類の多さから現段階で写真がそろっておらず、今後掲載する予定。ただ、83種もあると、植物に詳しい人でないかぎり、どんなものか分からないだろう。保全種を周知するだけでも大変。
▽…冠鷲プロジェクトの放課後学習支援事業が本年度も始まり、サッカーチーム「新小ドルフィンズ」の開始式が開かれた。成底啓昌教育部長はあいさつの中で「自分もサッカーをしており、足を2回折って入院したこともあった」と体験談を紹介。島の後輩たちに「チームワークと想像力が大事。頭がよくないとサッカーはできない。勉強して勝てる力を身に付けてほしい」とアドバイスした。