戦前から炭鉱が発達していたことで知られる白浜地区に炭鉱資料館を整備するよう白浜公民館(大城一文館長)が27日午後、竹富町役場を訪れ、川満栄長町長に要請した。炭鉱が盛んだったころの様子を知る人が高齢化していることから、同公民館は地域の歴史を後世に残したいとして早期建設を求めた。
町教育委員会の西原啓栄総務課長は、町教委でも炭鉱に関する資料の収集をしていることを説明したうえで、資料館の建設については「書物や写真などしかなく、現状では資料館に相応な十分な展示品がない。将来的には検討していけるかもしれない」と述べた。