日本トライアスロン連合の西沢潤委員が28日午後、本社を訪ね、5月24日開催の石垣島トライアスロン大会2015のボランティアスタッフの申し込み受け付け状況や出場者数、コースや交通規制について説明した。一昨年の2013年大会以来2年ぶりに開催される今大会は市が主催から共催団体になる。西沢委員は「今回はゼロから1に進める大会。ボランティアなど“人”が重要。島のみなさんに協力していただき、成功させ次につなげたい」と意気込み、参加協力を呼びかけた。28日時点のエントリー選手は総勢774人。
大会はコースも従来から大幅変更となり、同連合は、立哨員300人を含め、受け付けやエイドステーションなど少なくとも500人の確保を目指している。西沢委員によると「現在、ボランティアの市職員を加えて約250人」に止まっており、さらに募集活動を展開する方針だ。
今回はワールドカップは行われず、一般のエイジとリレー部門のみ。1月に発表したコースに開通した野呂水の新県道、崎枝の出入りコースに修正を加えて決定。
スイムは南ぬ浜町(新港地区)の人工海浜で1.5㌔、バイクは同所から崎枝の屋良部半島を回り市中央運動公園までの50㌔、ラン10㌔は同公園から県道87号を5㌔北上して折り返し、同公園でフィニッシュする。
当日はサザンゲートブリッジの午前6時を皮切りにコースに含まれる各路線で全面や片側の交通規制が行われる。西沢委員は「地域住民をはじめ観光業界にも把握していただき、協力を」と語った。
エントリー選手は、エイジ部門には郡内90人、外国人20人を含む561人、3人一組のリレーには71組213人。