現年度分と滞納繰越分を合わせた石垣市税の2014年度徴収率は、過去最高を記録した13年度の92.1%を約3ポイント上回る94%の見通しとなっている。市納税課によると、6月上旬には確定する。
徴収率は3月末時点で92.4%に達しており、5月末までの出納整理期間を加えると、94%を超える見込み。
滞納繰越分の同年度徴収率も前年度の45.4%から50%に上昇しそうだ。3月末時点では49.6%となっており、同時点で振り込まれたものが4月に入金されてくるため50%超になると予想している。
同課によると、滞納分の徴収率が50%を超えるのは、全国でも市レベルでは例がないという。
滞納分の対応について市は、給与や預貯金の差し押さえを行うなど、徴収を強化している。