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資源ごみが山積み 最終処分場

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一般廃棄物最終処分場に搬入されたものの、処理ができず山積みになった缶類=1日夕、同処分場

 石垣市の一般廃棄物最終処分場は1日、管理委託業者との契約期間が3月31日で満了したため、受け入れ(計量)以外の処理業務を行えなかった。市環境課によると、本年度の委託業務は、3月30日の入札で別の業者が落札したが、契約期間は5月から。4月の業務について市は例年、前年度の委託業者と随意契約を結んで対応してきたが、1日までに契約に至らなかったという。同課は「別の業者との随意契約の見通しが立ったので、2日以降は通常運転になる」としている。

 前年度の委託業者との契約は昨年6月1日から今年3月31日まで。1日の業務については市の依頼で搬入されるごみの受け入れのみを行ったが、契約に基づく業務ではないため、賃金の支払いなどが今後課題となる可能性がある。

 同業者は「本来なら、随意契約を完了してから入札を執行すべきだ。契約満了日まで具体的な相談・交渉もせず、入札を執行した行為は行政の怠慢、おごりだ」と批判した。

 1日に搬入されたごみは分別などの処理ができず、場内は缶類など資源ごみや粗大ごみが山積みとなった。

 ごみ回収業者は「最終処分場に不法投棄をしているみたいで変な感じだ」と話した。


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