BEGINの比嘉栄昇さんがプロデュースした沖縄県の観光ソング「いちゃりば結」に乗せて石垣島の魅力を替え歌でPRする「第1回石垣島結うた大会」(市主催)が19日夜、大川公民館で開かれ、延べ35組がエントリーし、審査の結果、6人が優秀賞に選ばれた。優秀賞の6人は21日に市運動公園屋内練習場で開催されるBEGINの25周年記念コンサートに出演する。
大会には子どもから大人まで幅広い層が出場。八重山をイメージさせる歌詞を比嘉さんと結バンドの演奏する曲に乗せて歌い、秀逸な作品には観客席から「お~」「うまい」といった歓声が上がり、笑いを誘うユニークな作品もあった。
講評では審査委員を務めた石垣市観光交流協会の高嶺良晴会長が「優秀賞は5人の予定だったが、素晴らしい作品が多く6人になってしまった。八重山の宣伝になることを期待したい」と述べた。
表彰式ではBEGINの島袋優さんが一人一人に表彰状を手渡し、最後は入賞者全員がそれぞれの歌詞を歌い上げた。
優秀賞に選ばれた金嶺光江さん(56)=白保=は「次から次へとアイデアが出てきてとても楽しかった。コンサートでは緊張しないように歌いたい」と笑顔をみせた。
優秀賞受賞者と歌詞は次の通り。
▽砂川菜保子 「具志堅用高さん」と「オジーの育てたさとうきび」=倒れても立ち上がる
▽西銘 由紀 「八重山のきれいな海」と「パパになったばかりのお父さん」=さんごにやさしくね
▽糸洌 長章 「ハリセンボン」と「ゆんたくオバー」=アバサー
▽飯田 泰彦 「南ぬ島石垣空港」と「クリスマス」=景気(ケーキ)が良い
▽西原 和希 「島人との助け合い」と「恋人への想い」=これ模合(も愛)だね
▽金嶺 光江 「八重山ミンサー織」と「模合の日程」=五、四(いつよ?)