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過去最高の260億円余 2015年度一般会計予算

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2015年度一般会計予算

 16日の3月定例石垣市議会(知念辰憲議長)で可決された2015年度一般会計予算は、過去最高の260億6760万円となっている。前年度予算から13.2%(30億4808万円)の大幅増。旺盛な財政需要に、財政調整基金から5億117万円を繰り入れるなどして対応した。予算には一括交付金46事業を含む597事業の経費が盛り込まれている。

 歳入は、前年度と比較して市税、国庫支出金、県支出金、市債を増額、地方譲与税や地方交付税を減額した。自主財源の根幹をなす市税は47億4353万円(前年度比5.7%増)を見込む。

 歳出では、民生費が99億692万円(同12.6%増)で全体の38%。生活保護世帯、障がい者、高齢者に対する扶助費のほか、子ども子育て支援制度に伴うハード・ソフトの事業費が増加した。

 教育費は35億4599万円(同60.4%増)で最も大きな伸び。2カ年計画の登野城小学校校舎新増改築事業に14億円余を盛り込んだ。

 衛生費も、火葬場建設事業費約7億円が加わったため、27億7653万円(39.1%増)と教育費に次いで大きく伸びた。

 性質別の歳出状況をみると、人件費や扶助費、扶助費の義務的経費が130億6235万円(前年度比1.1%増)。前年度から微増となったものの、全体に占める構成比は、予算総額が大きく伸びたため、前年度の56.1%から50.1%に縮小した。

 建設事業などに充てる投資的経費は48億9641万円(同136.9%増)と約2.4倍。学校や火葬場などの建設事業が主要因。


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