「さんしんの日」の4日午後、第15回サンシン大合奏会(同実行委員会、石垣市文化協会主催)が石垣市総合体育館メインアリーナであり、参加者270人が心を一つに1曲1曲を歌い上げた。
「弾き鳴らしょうら ばがすぃま肝心(きむぐくる)」をスローガンに2001年から開催。
冒頭、上地宏芳実行委員長は「きょうは流派を超え、肝心を一つにして、石垣島から声高らかに発信しよう」とあいさつ。中山義隆石垣市長も激励した。
会場には、八重山古典音楽安室流保存会や同安室流協和会、同大浜用能流保存会、八重山古典民謡保存会、野村流保存会の会員らが参加。子どもから一般まで幅広い年代層の愛好者たちが八重山民謡「繁昌節」「鷲ぬ鳥節」「黒島節」などを斉唱したほか、午後7時には県内一斉に「かぎやでぃ風節」も合奏した。