八重山高校陸上・駅伝部の年末恒例行事「第11回24時間走」が30日午前11時、石垣市中央運動公園陸上競技場でスタートした。部員やOBなど約40人がトラック800周320㌔を目標に、平均1分48秒のペースで1人1周ずつタスキをつなぎ、31日午前11時のゴールを目指す。前回は789周だった。
陸上部の松田啓人君(2年)が「日ごろ私たちを支えてくれる方々への感謝を忘れず、24時間走り抜こう」と力強く宣誓。
陸上部の友利誠也主将(2年)は「先輩たちから受け継がれている24時間走に全員が一丸となり、笑顔でゴールしよう」ときっぱり。
メンバーの疲れが見え始めたころに駅伝部員で周回を重ね、陸上部員はエンドレスリレー(1人100㍍)で稼ぐ作戦。
友利主将は陸上部の福里尚哉君(2年)がカギを握るとみており、ムードメーカーとしての働きに期待した。
毎年、気温が下がり、風雨に悩まされる午前6時ごろが疲労のピークとなる。
スタートに先立ち、顧問の國吉長輝教諭は「ルールを守り、周りの人へ感謝を込めて走ってほしい」と励ました。