【那覇】民事再生中のスカイマークの撤退に伴い、石垣ー那覇路線の航空運賃引き上げが懸念されていることについて県の謝花喜一郎企画部長は25日、「地元の懸念は理解している。石垣ー那覇路線で4月1日から沖縄離島住民等交通コスト負担軽減事業の適用に向けて準備を進めている」と述べ、同事業を適用する方針を明らかにした。これにより、当日購入可能なチケットの運賃も引き下げられる見通しだ。
謝花部長は、県議会(喜納昌春議長)2月定例会の代表質問で新垣良俊氏(自民)に答弁、日本トランスオーシャン航空と全日空に対し、急激な運賃の引き上げにならないよう申し入れたことも明らかにした。