▽…大浜公民館で行われた未年生年合同祝賀会。主催する実行委員会の中心メンバーは25歳、37歳、49歳の生年者たち。前津伸弥実行副委員長によると、招待状や案内状の送付、記念誌の作成と大忙しだが、この経験が次回に生きてくるという。記念誌には各世代ごとに12年前の集合写真を掲載。島外に住む生年者からの寄稿文も掲載され、離れてもなお地域を愛する思いが文字を通して伝わってきた。
▽…八重山農林高校の校内に36年ぶりに田んぼができた。生徒たちが足を取られながら、四苦八苦して田植え。汗ばむほどの陽気の中でスタートした田植えだが、半分を過ぎたころに雲行きが怪しくなり「大丈夫かな」の声。案の定スコールに見舞われ、生徒たちは建物に避難。残りは田植え機に任せたという。4カ月後には米粉などにして加工品も作る予定。その時期が楽しみだ。
▽…石垣市の今後3年間の介護保険料が決まった。担当課は「第6期の目玉は低所得者に対する介護保険料の低減」と打ち出した。一方、保健福祉事業や介護保険制度の総合計画「21パールプランいしがき」では、2017年には市の65歳以上の高齢者人口が1万人を超えると予測。高齢者福祉の現場ではスタッフの人手不足が深刻化しており、行政は課題解消に本腰を。