今年4月から小学校に入学する子どもたちと父母を対象にした第31回もうすぐ1年生園児と父母の集い(八重山毎日新聞社主催)が22日午後、石垣市民会館大ホールで開かれ、郡内の幼稚園や保育園に通う園児と保護者らが参加した。集いでは入学前講話や大道芸人によるマジックショー、豪華賞品が当たるお楽しみ抽選会などがあり、参加者は4月から始まる新生活に胸を膨らませた。
本社の黒島安隆社長が「元気よくあいさつし、交通マナーを守ることを心がけてください」とあいさつ。
宮良小学校の浅井美枝教諭は入学前の心得として園児たちに▽返事をする▽あいさつをする▽友達と仲良くする|など五つの約束をし、保護者には「健康な体づくりや自分のことは自分でできるようにすることが大事。入学前に身に付けてほしい」と呼びかけた。同校1年生6人も参加し、学校生活の楽しさを絵で伝えた。
八重山地区防犯協会女性部は「いかのおすし」を紹介。園児2人が舞台に上がり、不審者への対応を実践した。
第2部では、石垣市歯と口の健康プロジェクトチームが寸劇で歯みがきや歯科検診の大切さを伝えたほか、パフォーマー「にんにん」がバルーンアートショーを披露し、大勢の園児が舞台前に詰めかけた。くにぶん木の会のメンバーと一緒に子どもたちが「ドキドキドン!1年生」を大合唱する場面もあり、会場が一体となって盛り上がった。
最後の抽選会で学習机が当たった産賀麻亜紗さん(5)は「名前が呼ばれた瞬間ドキドキした。国語の勉強を頑張りたい」と大喜び。自転車が当たった前津光(あかり)さん(6)は「給食やプールが楽しみ。自転車に乗ってみたい」と目を輝かせた。