本年度の人権の花推進校に指定されている八島小学校(吉濱剛校長、児童271人)の「人権の花開花式」が18日午後、同校体育館で行われ、全児童が昨年10月に植え付けた苗の開花を喜んだ。
人権の花運動は児童が協力しながら花を育て、思いやりの心と人権思想を育むのを目的に法務省が1982年度から実施している。
同校では、昨年10月にマリーゴールドやインパチェンス、ベゴニアなどの種をまき、全児童で水やりなど役割分担をして花を育ててきた。
開花式では、同校の栽培委員が運動の取り組みをスライドで紹介した。
石垣人権擁護委員協議会の宮良清盛会長が「校門をくぐるとたくさんの花が出迎えてくれた。花づくりで学んだことを生かして、皆さんの心にも花を咲かせてください」とあいさつ。
全児童を代表して番場萌さん(6年)が「人権の花運動を通して人を思いやる心を学んだ。花に寄り添うように、友達にも寄り添っていきたい」と話した。