八重山菊同好会(宮良祐成会長)主催の第46回菊花展示会が28日から大川公民館で始まった。29日まで。会場には会員約20人が丹精込めて育てた色とりどりの大菊や小菊などの力作600鉢が並べられ、ほのかな菊の香りが訪れる人々を魅了している。
作品はポットマム(鉢植え)のほか、1年かけて育て上げた大菊だるま作り、大菊数本仕立て、玉づくり、懸崖やローソクづくりなど多彩な仕立てがあり、見に訪れる人々を楽しませている
宮良会長によると、近年、会員の栽培技術もレベルアップし、種類も豊富になったが、今年は日照不足や寒さが影響し、開花にこぎつけるまでに細心の注意を払ったという。
作品は即売も行われており、参加者は「お正月の玄関先を飾ろう」とお目当ての品を買い求めていた。
最終日の29日午前10時からは表彰式が行われる。