千葉ロッテマリーンズの石垣島キャンプを盛り上げる「ボールパークスペシャルデー」(石垣市主催)が11日、キャンプ会場の石垣市中央運動公園で行われた。子どもたちを中心に400人以上の市民が訪れ、クイズやストラックアウトなど多彩な催しを楽しんだ。
オープニングセレモニーは、この日のために結成された小学生11人によるキッズチアがかわいらしいパフォーマンスを披露し、練習に汗を流す選手たちを激励。ウオーミングアップしていた岡田幸文選手会長は「応援ありがとう」と感謝した。
キッズチアに参加した本原爽子さん(宮良小6年)は「とても緊張したけど楽しかった。私たちの応援で選手の皆さんも頑張ってほしい」と笑顔をみせた。
噴水広場で行われたクイズ大会では、ロッテのマスコット「マーくん」やチーム、選手にまつわる問題が出され、参加者たちが解答に一喜一憂していた。
クイズに答えてロッテの公式球をプレゼントされた田渕尊君(真喜良小1年)は「公式球を狙っていたのでうれしい」と話した。
ボールを投げて9枚の的を落とすストラックアウト大会や投球のスピードを競うスピードガン測定、ロッテのグッズなどが景品となった射的など各コーナーにも列ができた。
市から委託を受け、イベントを企画した株式会社ハブクリエイトの喜納正雄代表取締役は「8年前にロッテキャンプが始まったころを思い出し、大いに盛り上げたいと思った。キッズチアをはじめ、来年もイベントを企画したい」と話した。