新学校給食センターの本体工事がほぼ終了。施設内に厨房(ちゅうぼう)機器の搬入が進められるなど、来年4月の供用開始に向けて着々と準備が進められている。
工事発注者の市教委学務課によると、来年2月には電気やガス、水道などを通して機械を試験的に稼働させ、3月には職員に施設や機械の説明をするトレーニングを行う計画という。
フェンスは1月末ごろに取り払い、ガードレールを設置する。
新学校給食センターは鉄筋コンクリート造り2階建てで延べ床面積2262平方㍍。1日当たりの最大調理能力は6000食。調理場の床を乾燥した状態に保つドライシステムを採用し、衛生面に配慮しているほか、太陽光発電設備を導入している。
現在の給食センターは1973年の完成から40年が経過し、老朽化と狭あいが進んだことから、新センターの移転新築が決まった。