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「島を照らす光に」

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石垣市の成人式で、振り袖や琉装など華やかな衣装に身を包み、写真に収まる新成人たち=4日午後、市民会館ピロティ

 大人の第一歩を踏み出す新成人の門出を祝う石垣市主催の式典が4日午後1時から、石垣市民会館大ホールで開かれた。郡内の新成人は石垣市で約600人、竹富町で32人、与那国町で20人の計約652人。市の式典には男性286人、女性248人の計534人が出席、「石垣島を照らす光になろう」などと誓った。成長を見守ってきた保護者、先輩を慕う後輩らも多数来場し、晴れの門出を祝った。

 会場は、色とりどりの振り袖や琉装姿の女性、スーツやカラフルな羽織はかまの男性らで、華やかな雰囲気に包まれた。

 式典で中山義隆市長は「石垣島に生まれ育ったことを誇りに、何事にも臆(おく)せず、積極的に自己を磨き、グローバルな視野で世界に貢献できる人になることを願っている」と激励。石垣市議会の知念辰憲議長が祝辞を述べた。

 新成人を代表して真玉橋和さんが「石垣島の中から光を放つ人、外から光を届ける人、太く強い光によってこの島は輝くことができる。石垣島を照らす光として強く大きく輝いていこう」と呼びかけ、保田盛健裕さんが「大人としての1年目を歩み始めることになり、胸が躍っている。先輩方のように勇ましく、素敵な大人になれるようにご指導いただきたい」と述べた。

 式典後のアトラクションでは島袋建汰さん、友利青海さん、仲村裕志さんが司会を務め、八重山3高校郷土芸能部OBの「鷲ぬ鳥節」で幕開け。石垣市青年団協議会の宮良美香会長のスピーチや「キカイチ」の歌、津田航さんら5人のダンスグループ「Tanna fa'Crew」のダンス、リカ・トゥモール(平得美帆)さんのミニライブなどが次々に繰り広げられ、新成人を祝福した。

 式典前のオープニングでは、20年の歩みを振り返るスライドショー、いしがき少年少女合唱団の合唱もあった。与那国町は2日、竹富町は各離島で2、3日に一足早く成人式が催された。5日には船浮公民館で成人式が開かれる。


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