【那覇】第36回全琉婦人芸能大会(県婦人連合会主催)が28日、那覇市民会館で開かれ、八重山地区代表の大川婦人会(玉代勢光子会長)が豊年を祈願する「豊穣(じょう)の祈り」を披露した。
公演は昼夜2回。四カ字の豊年祭をほうふつさせる舞台は、神司による豊作の祈願で始まり、会員が次々と奉納芸能を演じた。最後は「アヒャー綱」の「サァー、サァー、サァー」の乱舞で締めくくった。
大会には、八重山、宮古、本島の北部と中部、南部、那覇の6地区の会員ら総勢200人余が出演。琉球舞踊やダンス、寸劇など多彩な12演目を披露し、観客から盛大な拍手が送られた。
大会の模様は、NHK沖縄放送局が来年2月に旧正月番組で放送する。