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学力向上の取り組み推進 市内小中校教諭ら10人

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来年1月13日から16日までの4日間、福井市の小中学校の視察研修に参加する教諭ら=18日夕、市教育委員会

 石垣市教育委員会は来年1月13日から16日までの4日間、市内の小中学校教諭や校長、教頭ら計10人を学力先進地とされる福井市に派遣し、小中学校を視察する。学力向上や授業改善の取り組みを推進し、学校運営の充実を図ることなどが目的。これまで秋田県に県内から2人の教諭を派遣する人事交流は行われていたが、10人規模を市の予算で派遣するのは初めて。参加者は18日の事前研修会で「部活動と学力向上の両立などについてしっかり見てきたい」と意欲を語った。

 福井県は本年度の全国学力テスト(全国学力・学習状況調査)で中学校の正答率が全国1位、小学校も2位と、小中とも学力は全国トップクラス。沖縄県は本年度、小学校は昨年の最下位から24位に躍進したが、中学校は7回連続で最下位となっており、先進地の福井県を視察することになった。

 一行は13日に福井市入り。14、15の2日間で福井市立森田小学校など3小中学校を視察するほか、福井市教育委員会を訪問。学力向上に向けた取り組みを学ぶ。

 説明会で市教育委員会学校指導課の當銘武志指導主事は管理職や教諭、市教委職員の訪問の際の視点を説明し、「もっと出てくると思うが、視察の中で注意して見てもらえたらと思う」と述べた。

 同課の宮良永秀課長は「現場の教諭、管理職、市教委の職員がそれぞれの立場で同じ所を訪問し、自信を持ってよい所や改善点などを共有できるのは有意義なこと。いろんな可能性が見えてくると思う」と話した。

 研修に参加する石垣第二中学校の仲地秀将教頭は「責任の重さを感じている。部活動と学力の両立や地域と学校とのつながり、校内研究体制などをしっかり見てきたい」と意欲を語った。

 参加者は次の通り。

 宮良勝也(真喜良小校長)、仲地秀将(石垣第二中教頭)、入嵩西清幸(大浜中教頭)、花城昌義(大浜小教諭)、宮良善起(登野城小教諭)、嵩西淳(石垣中教諭)、佐渡山圭吾(石垣第二中教諭)、東田哲郎(大浜中教諭)、當銘武志(市教委指導主事)、石田美喜子(同)


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