竹富町議会（新博文議長）の12月定例会本会議が８日開かれ、一般会計補正予算と水道事業特別会計補正予算など予算案４議案を審議した。このうち、西原啓栄教育委員会総務課長は教育環境整備事業で本年度中に一括交付金を活用して西表小中学校の教室にクーラー７台を整備し、来年度以降、町内全校で整備していく考えを示した。新田長男氏の質問に対する答弁。
水道事業特別会計では浦内川からの取水計画について宮良用和水道課長が「調査設計を実施しているが、関係機関への申請は認識の甘さもあった。書類作業に取り組んでいるが若干、作業が遅れている」と述べた。
一般会計補正予算案では、当初２６８万円を計上していた水産物流条件不利性解消事業を２４１万円減額補正することについて野底忠課長は「当初は１㌔当たり67円の補助を見込んでいたが、精査したところ㌔当たり11円となり、出荷トン数も平均40㌧に対し30㌧に落ちている」と述べた。
また、西表西部地区の作物補償金３９０万円で野底課長は「上原地区の防風林設置に伴う作物補償で３９００平方㍍の敷地に係るパインアップルの植え付け補償となっている」と答えた。
上盛政秀氏が質問した生活バス車両購入費補助２２５万円と生活バス運行補助金４６５万円については東金嶺肇商工観光課長が「豊原白浜間の生活バス路線の車両購入費と運航費補助になっている」と説明した。