14日投開票の衆院選で沖縄4区に立候補している前職の西銘恒三郎氏(60)=自民公認、公明推薦=と、公明党(比例区)の八重山総決起大会が7日夜、市内ホテルで行われた。中山義隆石垣市長ら弁士が「辺野古反対だけで選挙に出ること自体間違っている」「無所属では国会で仕事はできない」「行動力、交渉力、実現力が抜群の西銘氏を国会に送ろう」と呼びかけ、西銘氏は「国会での仕事は相手に絶対負けない」と強調した。
会場には、青色のはちまきを締めた支持者が集まった。
後援会八重山支部長の中山市長は「4区の争点は八重山の生活を豊かにすること。総務副大臣の西銘さんなら離島の声が届く」と訴え、同支部選対本部長の砂川利勝県議も「相手候補は具体的な政策を出していない。本当の政治を西銘さんにやってもらおう」と支持を求めた。
自民県連選対本部長の島尻あい子参議は「『公約違反』は真摯(しんし)に受け止めるが、安全保障を議論できない候補者はいらない」と述べた。
自民石垣支部長の伊良皆高信市議、同竹富町支部長の西大舛高旬町議、公明八重山連合支部長の大石行英市議、外間守吉与那国町長、公明県本幹事長代理の上原章県議がマイクを握り、「公明党結党50周年を大勝利で」などと声を張り上げた。公明の遠山清彦氏のメッセージも紹介した。
最後に青年部長の長山家康市議に合わせて「頑張ろう」を三唱した。