石垣市立図書館(吉見武浩館長)が4階部分で整備している収蔵庫が16日に完成し、年内にも供用開始される見通しとなった。
収蔵庫には可動式と固定式の書庫計26台を設置しており、約7万冊が収蔵できるようになっている。整備には一括交付金を活用、総事業費は約7000万円。
同館は所蔵冊数が1990年の完成時に想定した25万冊を超えており、新たな収蔵庫を整備。貴重な資料から優先的に保管していくことにしている。
工事は設備工事と完了検査を待つだけとなっており、吉見館長は「資料を収蔵する作業日程はまだ決まっていない。工事は順調に進んでいる」と話した。