「Get excited! 来たぞ殻を破る時、すべてを懸けて今を楽しめ!」をテーマにした八重山商工高校(真栄田義功校長、生徒412人)の第15回文化祭が29日から2日間の日程で始まり、大勢の市民が多彩な催しを楽しんだ。
同校の文化祭は、商工祭、体育祭と並び、3年に1度開かれる3大行事の一つ。
舞台と展示の部に分かれ、舞台では各クラスや定時制、文芸部、観光コース、カラーガード同好会などがダンスや舞踊、劇などを次々に繰り広げた。
このうち、2年4組の生徒たちは面白いせりふやコミカルなダンスを織り交ぜた創作劇「南の島のマジムン」を披露し、会場を沸かせた。
展示の部では風船迷路やお化け屋敷、映画などがあり、特に小さな子どもたちの人気を集めた。
風船迷路を展示している2年1組の前泊海翔(かいと)君(16)と平安名勇太君(同)は「ちびっ子だけでなく大人も楽しめる内容になっている。無料なのでぜひ来てほしい」とPR。
定時制が行っている韓国貸衣装では、生徒たちが手作りしたチマ・チョゴリを無料で貸している(写真は1枚300円)。
男性用2着、女性用6着の計8着を準備しており、「国内には売っていない。着てみたい方はぜひ」と呼びかけている。
2日目は舞台の部が午前9時30分から午後3時。展示の部が午前10時から午後3時。